7月 器のおいしいレッスン開催中です。
※日本の器と食文化講座は現在休講中です※
先週からレッスンが始まっております!
ありがたいことに全日程満席をいただき満を持してスタートしました。
更にありがたいことに、とても嬉しい反響をいただいたおります。
すでに来月のレッスンに予約をしていただく方が多数おられ、本当にありがたい限りです。
器のおいしいレッスンについて、少しお話させてください。
このレッスンは、お料理教室でもなければ、テーブルコーディネート教室でもございません。
お料理教室や、テーブルコーディネート教室など単体でのレッスンが存在するなか、
このレッスンでは「食 と 器 と 歳時記」
このような3つのテーマを複合的に学んでゆきます。
本来ならば、食を中心とした、器や歴史は切っても切れないテーマであるはずで、複合的に学ぶことは必然であるという考えに基づいております。
楽陶のレッスンは「食+器+歳時記」の3つの点を線で結んで提示します。
情報やモノが多すぎる、そしてSNS飽和の中では、点だけを集めることは容易です。
であならば次に必要になってくるのは点と点を繋ぐ線を担う部分であると、私どもは考えています。
レッスンへ行かれない代わりに…と頂いた「隠れ蓑(カクレミノ)」の枝。
古事記や日本書紀では、仁徳天皇の皇后が、紀の国へこのカクレミノの三つ又の葉、通称「みつながしは」を採りに行ったと書かれます。
「みつながしは」は、神聖な宴会に使う植物でした。その葉を、食器に使ったのだろうとされます。
レッスンの初回にお招きする皆さまへのおもてなしの心と重なり嬉しくなりました。
2017年7月11日